プーチン大統領の北朝鮮訪問:その知られざる狙い

「24年ぶり」と騒がれたプーチン大統領の北朝鮮訪問でした。
金正恩総書記との間での親密ぶりが両国の官製メディアを通じて拡散されたものです。
アメリカ政府も日本政府もロシアと北朝鮮の軍事同盟化に懸念を表明しました。
しかし、本当に懸念すべき具体的な材料は何でしょうか。
ヒントはプーチン大統領の発言にあります。日本のメディアは一切、無関心を装っていますが、プーチン大統領は「ポセイドンの開発を完了し、生産体制に入った。間もなく実戦配備される」と衝撃的な発言を繰り出しました。
ポセイドンが装着する核弾頭はかつて広島、長崎に投下された原爆の100倍以上の破壊力を秘めているとのこと。
「ロシアの最新鋭の潜水艦にポセイドンが装備されることになる」とTASS通信は伝えています。
こうした動きはロシアが本気で第3次世界大戦に突入する覚悟と準備を強めているという「最後通牒」に他なりません。
万が一、ロシアがポセイドンを北朝鮮に提供すれば、日本海で「放射線津波」が引き起こされ、日本沈没もあり得る話。
日本政府はプーチン大統領や金正恩総書記の異常な心理状態や彼らが手にする強力な攻撃兵器についてどこまで情報を把握しているのでしょうか。
アメリカではワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコなど、海岸沿いの大都市では沈没のリスクが高いため内陸部へ重要インフラを移転する動きも密かに進行中です。
日本では危機感が感じられません。
手遅れになる前に、ロシアの動きを封じ込める方策を打ち出さねばなりません。