第三の力《外交》

官民一体の経済文化外交活動が注目を集めています。
「クールジャパン」と称し、和食、アニメ、ファッション等、外国の人たちが魅力を感じる分野を中心に、海外における日本文化の紹介活動を展開しています。

こうした取り組みを成功させるうえで、やはり官民一体となった取り組みが欠かせません。
中小企業、あるいは個人が日本の魅力を海外に広げていくためには、政府、国のバックアップが必要です。
ODAの新機軸。これまで日本は60年近くにわたり、発展途上国に対し、資金、技術、人材という面で多くの協力プロジェクトを推進してきました。
特にアジア、アフリカ、中南米等、先進国からの援助がなかなか行き届かない国々に対して日本は先駆け的な役割を果たし、道路の整備、港湾施設の充実、学校や病院の建設等、様々な形で協力を積み重ねてきました。
また、日本の若いボランティアたちが現地にて地元の人たちとともに働くなかで、技術移転を推進してきた歴史があります。
しかし、日本経済が徐々に縮小し財政赤字が増えてきたため、二国間で従来のようなODAを展開することがなかなか厳しくなってきているのも現実であります。

そこで発想を変え、日本が他の援助国、例えばアメリカですとか、最近では多額の経済援助を途上国に提供するようになってきている中国、また欧米諸国とともに、3か国、あるいは多国間での、途上国に対する援助プロジェクトを推進すべきではないかと思います。
アジア太平洋地域はこれから10%近い経済成長をとげるでしょう。特にASEANの国々においては2016年の1月から統合市場がスタートしました。そうした経済規模が拡大する地域に対して、日本の地域経済が一体化、あるいは連動する可能性が多分にあるわけで、現に、東南アジアの国々からは日本に対する期待や要請が日に日に強まっています。
そうした情報を的確に把握し、日本の力と東南アジア、あるいは途上国、世界の要請とどのようにマッチングできるか、そういうことを新しい日本の外交の主軸にするべきではないかと思います。
現在、世界最大の人口を擁するのは中国と言われていますが、おそらく2020年の東京オリンピックの年までにはインドが人口においては中国を抜き去ることが確実とみられています。

しかし中国やインドをさらに上回る巨大な人口を擁しているのが、実はイスラム文化圏であります。
トータルで30億人もの人口を抱えているイスラム文化圏。
そのイスラムの世界と、日本はこれまであまり深い関係を築くに到っていません。
幸い、イスラム圏の人たちは日本の文化、技術、歴史に徐々に深く大きな関心を寄せ始めています。
日本ではイスラムの文化に対する理解がまだまだ十分育っていないために、食文化、ハラール一つをとってもイスラムの教えに対する理解が乏しく、十分な対応ができていません。
そのため、世界に30億人もいるイスラム文化圏の人々を日本に観光客として呼び込むことが難しい状況が続いています。
とはいえ、イスラム圏におけるハラールと日本の江戸時代から明治の頃までの食文化を比べると、極めて共通する部分があるわけです。
四足の動物の肉を食べないとか、様々な祈りをささげた上で食するといったような、信仰面でイスラム圏と日本の文化には相互理解を深める可能性が大いに秘められています。
そのためにもイスラム文化圏との交流がこれからは欠かせないと思います。

北朝鮮による拉致被害者全員の早期救出も大きな課題になっています。
北朝鮮は日本人拉致被害者の実態調査を行うとストックホルム合意で約束しましたが、そうした約束を反故にするなど、拉致被害者を抱える家族の方々にとっては、大変厳しい状況が続いています。
残念ながら、心労が重なり、自分たちの愛する家族と再会を果たせないまま旅立つ人もいます。
北朝鮮による拉致問題を解決する上では、日朝二国間の交渉ではすでに限界にきていると言わざるを得ません。
この問題を解決するためには北朝鮮に対して影響力を持つ第三国の力を借りながら、北朝鮮にこの拉致問題を解決することが北朝鮮という国家の存続のためにも欠かせないという思いに到らせることが必要だと考えています。
実際、北朝鮮には110近くの外国の大使館や交流の窓口が存在しています。
六者協議の加盟国の間だけでは北朝鮮を動かすことはできません。
北朝鮮の生存にとって、生殺与奪の力を持っているこうした国々の中で特に金正恩体制に対して影響力を及ぼすことができる力を持っている国々との外交面での協力を今後は真剣に考えるべきではないかと思っています。
北朝鮮にはレアメタルなど様々な資源が眠っていることをこうした国々は十分承知しているようです。
そのため日本や韓国、あるいは中国とも異なった外交を展開しています。
そうした国際政治の現実をしっかりと見極めた上で日本は拉致問題や核、ミサイルの問題に対しても効果的な手段を打つという柔軟かつ深慮遠謀の外交を追求すべきだと思います

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動画

浜田かずゆき 街頭演説 新宿

2016年7月6日(水)新宿歌舞伎町にてふんどし部とのコラボレーション。 ミラクルシティ東京ならではの街頭演説です。 ※そのほか随時、Twitter並びにPeriscope(ペリスコープ)にて街頭演説や遊説の様子を生中継しております。あわせてご覧頂ければ幸いです。

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活動記録:秘書室便り

  1. 2016/10/14

    The Japan Timesにて活動が紹介されました。

  2. 2016/10/8

    アイルランド大使公邸にて『伊勢物語』の英訳本の出版祝賀会に参加しました。

  3. 2016/10/1

    黒竜江省観光セミナーに出席しました。

  4. 2016/6/25

    政見放送・経歴放送の日時が決まりました

  5. 2016/6/20

    「関西華文時報」に記事が掲載されました。

  6. 2016/6/16

    「未来研究の第一人者」として、セミナーで講演をしました。

  7. 2016/6/15

    大阪にて出版記念講演会を開催しました。

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最新のお知らせ

  1. 2017/1/10

    新年のご挨拶

  2. 2016/10/14

    The Japan Times に「トルコ戦勝記念日レセプション」での様子が紹介されました。

  3. 2016/10/8

    『伊勢物語』英訳本出版祝賀会にて挨拶をしました。

  4. 2016/10/1

    「黒竜江省観光セミナー」にて挨拶をしました。

  5. 2016/7/11

    参議院選挙を終えてのご挨拶

  6. 2016/6/26

    政見放送・経歴放送の日時が決まりました

  7. 2016/6/22

    東京都選挙区から出馬致しました

  8. 2016/6/15

    『IoT環境におけるサイバーセキュリティ』セミナーで講演をしました。

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