『真珠湾攻撃についての検証』の結果、思う事

こんにちは。参議院議員、国際政治学者の浜田和幸です。

6月のコラムは『真珠湾攻撃についての検証』についてでしたが、今回は私がその結果思う事についてお話します。

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『真珠湾攻撃についての検証』の結果、思う事

一度世界の人々の脳裏に刷り込まれた「日本人=卑劣」というイメージの払拭は、容易ではありません。

戦後70年、そうした負のイメージを乗り越えるため、日本は様々な努力を官民挙げて積み重ねてきました。

平和国家としての歩みです。

敵国条項が残る国連憲章の下、世界の平和維持と経済発展のために多大の貢献を行ってきました。

対外的な資金、技術援助しかり。

教育や医療あるいは文化やスポーツといった分野での交流や人材育成しかり。

こうした支援活動に際し、ことさら自慢することなく、「後姿で示す」のが日本人の美徳とされてきました。

戦後、日本は、アメリカとの同盟関係を築き、政治、経済、安全保障、文化など、あらゆる分野で相互理解と依存関係を深めてきました。

にもかかわらず、「リメンバー・パール・ハーバー」の亡霊が事あるごとに首をもたげてくる。

この不健全な状態を克服するには、日本を「真珠湾攻撃」に追いやるべく巧妙な仕掛けを繰り出してきたアメリカの国内並びに国際世論への工作活動の実態を知ることから始めるべきでしょう。

日本を戦争への道に追いやった一因は、ローズベルト政権による日本人の在米資産凍結に始まる日本への石油の禁輸措置であり、中国やアジアでの権益を横取りしようとの強引な介入の数々であったことも忘れるべきではないでしょう。

真珠湾攻撃の真相を知ることこそ、真の意味での「リメンバー・パール・ハーバー」につながるはずです。

また、そのことは、アメリカのみならず、世界の国家や企業が連携しつつ繰り出す情報戦というビジネスの極意を知ることにもなるのです。

なぜなら、戦争とビジネスは勝つための戦略と戦術の究極のプレゼンテーションであるからです。
しかも、こうしたアメリカ式の情報コントロールは今日においても、大手を振って継続、進化の道を歩んでいることは間違いありません。

戦わずして勝つのが最善の策としたのは「孫子の兵法」だが、戦っても戦わずとも勝とうとするのがアメリカ式情報戦略です。

勝つためには味方の犠牲もいとわぬ。

そのことを「パール・ハーバー」は如実に伝えているのです。

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今現在、日本の政治や経済、文化はいずれをとっても危機的状況にあります。

日本の伝統や技術力を総結集しつつ、国際社会との連携をいかに実現するかが問われています。

私は、国際政治経済学者としての知識とネットワーク、政治家として得た見識と実績をもとに、わが国が直面する諸課題の解決に向け、みなさんと知恵を出し合い、力を合わせて挑戦していく覚悟です。

国際社会でリーダーシップをとり、人間と人間の付き合いで信頼を築き、そして

世界に誇れる日本を築いていく活動に是非ともお力添え頂けれは幸いです。

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【プロフィール】

浜田和幸

参議院議員。国際政治経済学者。米ジョージ・ワシントン大学政治学博士。『ヘッジファンド』、『ハゲタカが嗤った日』、『快人エジソン』、『未来ビジネスを読む』等のベストセラー作家。総務大臣政務官、外務大臣政務官、2020年東京オリンピック・パラリンピック招致委員会委員、米戦略国際問題研究所主任研究員、米議会調査局コンサルタントを歴任。

 

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