間もなく「米中二極体制の世界」は終わりを迎える。なぜか。アメリカも中国も「大国」であり続けるためには〝弱点〟を抱えすぎているからだ。
その代わり、この二大超大国を追い落とすようなニューパワーが目覚めている。彼らの成長を支えるのは資源であり、技術力であり、地政学的立地条件などだ。こうした「未来の大国」によって、10年後には世界の勢力地図が塗り替えられるだろう。その顔ぶれを一気に紹介する。
そして人々の「国家」に対する価値観も変化する。いわば「超国家の時代」が出現しつつある。日本は新たな時代と世界に、どう向き合ってゆくべきか。
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未来の大国-2030年、世界地図が塗り替わる